水分補給に適した飲み物は何?おすすめ飲み物!お茶やコーヒーはダメって何で!?

梅雨の季節ですが、
すでに暑くなってきました。

暑い日には、適切な水分補給が
大切ですね。

水分補給に適した飲み物は
どんなものになるでしょうか。

お茶やコーヒーは、
水分補給におすすめできない、
という話もあるようです。

お茶やコーヒーは、
水分補給にダメとされる理由も
併せて見ていきましょう。

 

 

水分補給に適した飲み物は何?
誰にでもおすすめして大丈夫?

 


普段の生活で何気なく水分補給にあたる
飲み物を口にしていると思います。

暑い季節になれば
熱中症などが気になるため、
積極的な水分補給を心がけて
飲み物を手放さない方も
いらっしゃることでしょう。

夏は毎日の事になりますから、
飲み物の味を変えて飽きの来ない
熱中症対策をしたい所ですが、
水分補給に適した飲み物はコレ!
と、記事内で安易におすすめする事は、
ちょっと考えものなのです。

読者の方の健康や
生命に係る事ですからね。

一般的に水分補給に適した飲み物は
スポーツドリンクであるとされ、
熱中症予防にとても良さそうです。

一方でスポーツドリンクに含まれる
塩分や糖分に注意、
との話もあります。

食事や間食で塩分や糖分を摂っている
ことにも注意しながら
摂取する量を考えつつ効率的に
水分補給したいですよね。

熱中症はご年配の方に多くみられると
ニュースで見かけます。

しかし、
経口補水液やスポーツドリンクを
ご年配の方に遠慮なく
水分補給に適した飲み物はコレ!と
普段からおすすめしてもいいのか、
分かりませんでした。

経口補水液の作り方を見てみると、
体調に変化が見られた、という
緊急の時の飲み物とはいっても、
結構お砂糖やお塩を入れるのですね。
(例:水1ℓに砂糖20gと塩3gなど)

糖尿病や高血圧と言われている方へ、
普段の生活で
これだけ量の糖分や塩分の多い飲み物を
おすすめしても良いのかどうか
本当に迷います。

水分補給しやすいスポーツドリンクも、
飲みやすく手軽なので
おすすめしたくても
こちらも大丈夫だろうかと迷います。

例えば、一日に摂取して良いとされる
食事摂取基準における塩分は、
少しずつ減ってきています。

夏の水分補給で摂る塩分や糖分は、
ある程度まで別に考えて大丈夫ならば
そうお伝えして欲しいですね。

 

 

水分補給に特に気を付けるべき人は誰?
お茶やコーヒーは水分補給にNG?

 


水分補給といえば、熱中症対策として
一番に思い付きますね。

厚生労働省のホームページ内には、
熱中症を出さないようにするための
キャンペーンが出ていました。

『STOP!熱中症
クールワークキャンペーン』と
名前がついています。

ここでのリーフレットには、
他の人よりも熱中症に
気を付けなければならない方についての
記載があります。

糖尿病、高血圧症、心疾患、腎不全など
持病のある方は注意が必要だそうです。

この中で、例えば高血圧の方に関して
とても気になりました。

高血圧の人は利尿薬を飲んで、
体の水分の排出を促して、
体のむくみ等を取る努力をします。

水分補給とは逆の、
お薬まで飲んで水分を出している人が、
他の人たちよりも
熱中症に注意しなければならないのは
大変に難しい話です。

体内の水分が奪われて深刻なのは、
高血圧の人よりも
低血圧の人なのではないかという
印象があるのですが、
そうではないみたいですね。

熱中症の一つである熱失神の説明を
見てみても、
「皮膚血管の拡張によって
血圧が低下」と出ています。

最初から血圧が低い人は、
ものすごく深刻になりそうですよね。

さらに、日本は低血圧の定義を
ハッキリとはしておらず、
低血圧の人に向けて
より熱中症の注意を喚起することは
していないようです。

理屈から考えると、
体内の水分が失われる深刻さが、
一番大きそうな低血圧の人に
もっと知らせて欲しい
気もするのですが……。

厚生労働省などが、そうしていないので
心配はないのでしょう。

コーヒーやお茶は水分補給にダメ?


お茶やコーヒーは水分補給に向かない、
或いはダメだよ、
との記述も見かけます。

お茶やコーヒーは飲めば水分として
吸収されていきますから、
日常生活で普通に頂く分には
何も問題はなさそうです。

ただし、
暑い場所にいた、
暑い場所で体を動かした、などで
熱中症になりやすい条件があるときの
水分補給にはおすすめできない、
という意味のようです。

その理由は、お茶やコーヒーは、
そこに含まれるカフェインの
利尿作用にある為のようです。

確かに効率的に水分補給をしたいときに
向かなさそうですよね。

同じお茶でも、
カフェインが多く含まれるお茶と、
カフェインを含まないか
カフェイン少なめのお茶とでは、
飲みたくなる時が違う気がします。

夏の暑い時に
ゴクゴクと飲みたいお茶は、
カフェインを含まない麦茶だったり
するので、
あまり意識しなくても大丈夫そうです。

また、2015年末には
カフェインの過剰摂取で亡くなった方が
いらっしゃいますが、
こちらはコーヒーといった飲み物での
カフェイン摂取ではないようです。

エナジードリンクと錠剤から
カフェインの摂取をしていたとのこと。

街中には、
コーヒーはおかわりができるお店も
多くあります。

何年もの間、何事もなく
サービスが継続していますので、
カフェインを飲み物で摂取しても
深刻な症状を招く事態が
起きることもなさそうです。

多少の限度はあるでしょうが、
コーヒーはおかわりのサービスを
しているお店自体が、
カフェイン摂りすぎはダメだと
言っていないのは、
心配しすぎなくていいということだと
思われます。

あまり神経質にならず、
飲みたいもので気軽に水分補給を
こまめに行いたいですね。


参考(一部)
headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170618-00000010-nikkeisty-hlth&p=1
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116133.html
www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/necchuushou_youkou.pdf
www.otsuka.co.jp/health_illness/heatdisorder/care_01/
www.nikkei.com/article/DGXLASDG21HCC_R21C15A2CR8000/

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