白タク解禁いつから?気になる料金表!中国人客乗せ逮捕も利用者に罰則はナシ!解禁による問題点もチェック!!

今、タクシー業界は更なる脅威に
さらされる可能性を指摘されている。

それは、いつからか日本でも遂に
始まると言われた「Uber」で、安く
利用出来る為に高い料金表を掲げる
タクシー業界は大打撃を受けるだろう。

現在でもタクシー業界は「白タク」の
存在に中国人利用者を奪われていて、
しかもその業者は罰則適用の上での
逮捕の手をかいくぐっており、とどめの
「Uber」解禁でタクシー会社は
息の根を止められるのだろうか?

 

白タクシステム「Uber」、いつからかの全面解禁はあるか?利用者が喜ぶ料金表の内訳!

 


2008年9月のリーマンショックが原因で
起こった金融危機はタクシー業界にも
大きく暗い影を落とし、2009年10月の
タクシー適正化・活性化法の施行後は
タクシーの台数は減ったが、
1台当たりの収入は僅かながら増加傾向
を辿った。

しかしアメリカでは、
現代の白タク(国土交通省の許可を得ず
に客を有償で乗せる業者)と言うべき
サービスである「Uber」という
配車アプリが急成長を遂げていた。

配車アプリとは、いつからでも
自家用車で収入を得たいドライバーと、
利用者のマッチングを行う
サービスの事を言う。

一利用者がいつからでも配車アプリを
開けば、近くで利用できるドライバーが
表示され、過去の利用者の評価と車種を
参照して好きなドライバーを選べる。

そのアプリでは利用前に料金表を確認
可能で、料金表に基づいてクレジット
カードで料金が決済される。

しかもその料金表に記載されている金額
はタクシーの物より割安となっている。

そしてドライバーのもとに利用者が
いつからどこで乗り込むか、そして
どこまで行くかが伝えられて、
ドライバーがナビゲーションで利用者の
所在を調べてそこに向かい、利用者を
乗せて目的地に向かう事が出来る、
というのがサービスの内容だ。

このサービスに太刀打ち出来ない
タクシー会社は淘汰される所も出てきて
おり、いつからかデジタル化の波に
乗り遅れたコダックフィルムの様に、
サンフランシスコで最大手の
イエローキャブ社は敢無く倒産した。

このサービスの、いわゆる
「白タクで相場の料金表を書き換える」
システムの解禁による危惧は
ヨーロッパにも飛び火し、フランスで
その解禁のあおりを受けた
タクシードライバーが大規模な抗議行動
を起こし、放火によりパリの幹線道路が
封鎖される事態となった。

日本でもUberによる白タクシステムが
2015年2月には福岡市で解禁されたが
当然ながら日本では白タクシステムは
違法行為にあたり、翌月には指導が入り
サービスは中止となった。

この様にUberは世界各地で規制の壁に
阻まれていていつから世界各国で解禁が
なされるのか判っていない状況であり、
アジアで解禁に成功したのは
白タクを制度化した
シンガポールのみである。

日本では福岡市のテストのみで解禁は
為されなかったが、議論自体は
開始されている状況にはなっている。

だが国土交通省は、白タクは
プロのドライバーが運転する訳では無い
為に利用者に対する安全性が問題である
として慎重な姿勢を取っており、
Uber側は今の所解禁はタクシー会社との
連携のみという状況に甘んじている。

しかもUber側にとって頭の痛い問題は、
日本国内のタクシー料金は高い料金表の
設定が仇になっているのか、いつから
利用者の需要が上向きになるかが
見えていない事にある。

料金表の上ではUberに太刀打ち
出来なくとも、
各国にも法規制で守られるべき業界が
当然の事ながら存在する訳で、
イノベーションを推し進めるのみでは
大きな反発を受ける事は当然なのだ。

 

摘発は困難を極める!中国人向け白タク業者の罰則による逮捕

 


近年、大挙して中国人が日本に
押しかける状況を見て、国土交通省の
認可を受けずに送迎する業者である
「白タク」が日本各地の空港、観光地を
走り回っている。

白タクは国内では罰則となる行為で、
道路運送法違反で逮捕の上3年以下の
懲役或いは300万円以下の罰金となり、
これに併料が付く。

この罰則を受けて逮捕された例は、
2017年10月に中国人が関西空港から
大阪市内までを、正規の業者のタクシー
より3千円ほど安い料金で運んでいた
業者が、日によって異なる中国人の客を
送迎していた事実が発覚し、罰則を適用
の上逮捕という物がある。

これらの白タク業者は、中国国内の
「Uber」的な配車アプリに日本国内から
中国人向けに登録しており、ドライバー
としてのキャリアと運賃の安さを
中国人に向けてアピールしている。

しかし白タク行為を、罰則を適用した上
での逮捕に至った事例は多く無く、
その理由は本場のUberの様に
クレジットカードによる決済である為に
カードの情報を調べない限り
決定的な証拠を掴みにくい為である。

また、白タクの業者側が警察に対して
「知人を車に乗せているだけ」と
トボけられたらそこまでになってしまう
為、罰則をを適用した上での逮捕に
なりにくい側面もある。

しかし2020年の東京オリンピックでは
中国人を含めより多くの外国人が
来日する事は間違い無く、警視庁は
白タク行為の罰則による逮捕は
難しくとも地道に摘発をする所存だ。

この様な状況だけに、
国内で跳梁跋扈する「白タク」の方が、
現在の国内のタクシー業界にとって
脅威なのではないだろうか?

 

まとめ

 


白タクに苦しめられながらも、国内の
タクシー会社は「UberX」の全面解禁
という事態には未だ至らず、規制に
守られてはいるが、依然として利用客は
減少傾向で、いつから上向きになるか
判らない状況だ。

「Uber」とは別の白タクも中国人の
利用者を載せて罰則による逮捕の事例が
出ているが、国内に限ってはこちらの方
が厄介な存在だろう。

高い料金表を掲げるタクシー業界は
この状況を打開出来るのだろうか?

参考サイト
//www.nikkei.com/article/DGXMZO23944900X21C17A1TI1000/
//ischool.co.jp/2016-05-27/
//www.nikkei.com/article/DGXMZO23844530T21C17A1CC1000/

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