愛知県にあるスーパータツヤで
ヨリトフグの肝臓も一緒に販売され
ニュースになったのはご存じだろう。
フグの肝臓には毒性がある為、
食べ方としては間違っている事は
広く知れ渡っているのだが、なぜ今回は
この様な事が起こったのだろうか。
販売禁止を押してまで販売していた
経営者のコメントとは?
調査してみよう。
ヨリトフグの食べ方は?肝臓に毒性はあるの?
寒くなると鍋が恋しい季節である。
そんな鍋にフグが具材で入るとは
贅沢ではないだろうか。
フグの食べ方として、自宅で簡単に
食べる事が出来る鍋は
手軽で人気も高いのである。
そんなフグの仲間であるヨリトフグが
毒性が含まれる肝臓も一緒にパックで
販売されていたのだ。
まずは、聞き馴染みのないヨリトフグに
ついて調べてみよう。
ヨリトフグって?
まずは、販売されていたヨリトフグに
ついて調べてみよう。
ヨリトフグというと聞いた事がない人が
多いだろう。
だが、カワフグやミズフグ、
チョウチンフグと言えば
聞いた事がある人も多いのでは
ないだろうか。
では、このヨリトフグは世間一般で
言われているフグと同じなのだろうか?
次の章でヨリトフグの食べ方や
肝臓に毒性があるのかどうか
検証していこう。
食べ方は?肝臓に毒性があるのはホント?
さて、ヨリトフグはカワフグやミズフグ
などと言われ、聞いた事がある人も
多い事が分かったのだが
食べ方はどうなのだろうか。
実は食用として獲る事はあるのだが
釣りを楽しむ時に釣り上げる場合は
海水を吸い込んで引き上げるのが難しい
割には、味が良くないので
釣り人には嫌われているようである。
食べ方なのだが、一般的に言われている
フグと違い、皮や精巣を食べても
毒性がない。
と長年思われていたのだ。
だが、実際は肝臓から毒性が
検出された事が沖縄県衛生環境研究所で
発表されたのである。
更に、厚生労働省は肝臓を過食部位
としては認めてはいない為、
販売禁止となっているのだ。
という事で毒性のある肝臓以外の
部分を食す事が
ヨリトフグの正しい食べ方なのである。
スーパータツヤが販売禁止なのにヨリトフグを売ったワケ
さて、
今回ヨリトフグの肝臓付切り身パックを
販売が禁止されているのに陳列し
客に売ってしまったのは
スーパータツヤという小売店である。
テレビでの取材に対してスーパータツヤ
の経営者は、随分むかしから
販売禁止の商品である
ヨリトフグを肝臓と一緒に売っていた
と発言しているのだ。
今まで被害がなかったからといって
ヨリトフグの肝臓には毒性がある事が
確認されており販売が禁止に
なっていたのである。
家族の団らん時に、
購入したヨリトフグで
万が一、何かがあったら
どうするつもりだったのだろうか。
スーパータツヤで販売されていた
ヨリトフグの切り身5パックだが
販売されていた4パックは無事、
回収が完了したのだ。
だが、最後の1パックは既に購入者が
食べてしまっていた事が
判明したのである。
購入者には健康被害がない事が
確認されているのだが
もし、何かあったのならば
販売禁止を知らなかったでは
すまないだろう。
スーパータツヤの経営者のコメントを
受け、愛知県は16日も
調査に入った様である。
温暖化の影響の為、海水温が上昇し
有毒フグと無毒フグの活動範囲に
変化が起き、住みわけが
出来なくなっている
という情報もあるのだ。
そうなると有毒フグと無毒フグである
ヨリトフグの交雑種が増え
見た目はヨリトフグであっても
有毒の可能性も
大きくなってくるのである。
長年、大丈夫と言われていても
研究や調査で危険や禁止と
言われている事はやはり遵守するのが
家族の笑顔を守る事に
繋がるのではないだろうか。
HARU
参考
//headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180116-00000005-ann-soci
//asahi.com/articles/ASL1J44VXL1JOIPE00R.html
他