前川喜平前事務次官の嘘つき?講演会の問題と自民党議員の照会問題?分かりやすく説明【赤池誠章参院議員・池田佳隆衆院議員】

天下り問題で辞任した前川喜平
前事務次官が名古屋市内の公立中学校
で行った講演会が問題となっている。

どうやらこの件について自民党議員が
文科省に複数回の照会をしていた様で
これが、赤池誠章参院議員と
池田佳隆衆院議員であり、二人とも
自民党議員である。

過去の不祥事や加計学園問題での発言で
嘘つきと呼ばれているが、今回は
どの様な点が問題となっているの
だろうか?

 

嘘つき!?前川喜平前事務次官の講演会とは?なぜ自民党議員が照会を??

 


国会審議での発言や不祥事が
元となり嘘つきと呼ばれている
前川喜平前事務次官。

今度は依頼されて行った公立中学校での
講演会が問題となっている様だ。

授業の一環として行われた講演会の内容
に自民党議員が照会した事によって
事態が大きくなっている。

赤池誠章参院議員と池田佳隆衆院議員
二人の自民党議員が照会した理由は
嘘つきと呼ばれる前川喜平前事務次官の
過去の不祥事にあった。

それでは一つずつ解説して行こう。

まず、なぜ嘘つきと呼ばれているのか?
を、確認しておきたい。

これは、前川喜平前事務次官が起こした
不祥事の一つである出会い系バーへの
出入りが原因となっている。

発覚当時、頻繁に出入りした理由を
貧困問題の調査と弁明していたのだ。

そしてその後すぐに個人的な行動だった
と述べている。

これでは嘘つきと呼ばれても仕方が
ないだろう。

また、加計問題でも前愛媛県知事の
加戸氏が教育再生実行会議の委員に
なった理由を「安倍首相が加戸氏に加計
学園の獣医学部設置を教育再生実行会議
の場で発言してもらうために頼んだ」と
発言。

これを受けた加戸氏も前川喜平
前事務次官を嘘つきと呼んだのだ。

次に、今回のメインである講演会の
問題についてだ。

前川喜平前事務次官が名古屋市内の
公立中学校から依頼を受けて行った
講演会の内容について文科省が
市の教育委員会に内容報告を要請
した事が問題となっている。

野党6党は「教育現場への不当介入」
であるとし、前川喜平前事務次官への
国国家からの「監視」「検閲」であり
大問題であると主張している。

文科省は講演会について把握した
きっかけは新聞報道だと述べていたが、
実際には自民党議員が講演会について
文科省に複数回の照会を行った事
で発覚したのだと言う。

照会があった事に関して文科省は
認めている様だが、そうなって来ると
内容報告の要請には少なからず
自民党議員の行動が影響していた事に
なる。

次章で文科省が要請した内容報告の
項目や照会を行った自民党議員
赤池誠章参院議員と池田佳隆衆院議員
について詳しく説明しよう。

 

前川喜平前事務次官の講演会に関し文科省要請の報告と照会した自民党議員は?

 


前川喜平前事務次官の講演会について
文科省が市の教育委員会に内容報告を
要請した。

そのきっかけは自民党議員による文科省
への複数回にも渡る照会だ。

文科省自体が講演会を把握をして
おらず、自民党議員の照会
によって発覚した事が問題と
されている。

前川喜平前事務次官の講演会実施に
どの様な問題点があったかについては
過去の不祥事から簡単に理解できる
だろう。

前川喜平事務次官は天下り問題で辞任
しており、さらには事務次官在職中に
出会い系バーを利用していた。

この事から道徳教育が行われる学校で
講演会を行う人物としてはそぐわないと
判断されたからだ。

文科省はメールでの内容確認や
録音データの提供を要請している。

具体的な内容としては、

・前川喜平氏の講演による授業を
行った目的は何か。生徒たちに何を
伝えたかったのか

・前川氏は国家公務員の天下り問題で
辞職し、報道により「出会い系バー」
の利用が公になっている

・道徳教育が行われる学校の場に
どのような判断で依頼したのか

・(一般)公開した狙いや意図は何か。
事前、事後に保護者や生徒から意見は
なかったか

・講演録や録音データがあれば
提供してほしい。交通費や謝金の
支出はあったのか

などだ。

そしてこの質問項目には照会を
行った自民党議員が関わっている。

その自民党議員とは赤池誠章参院議員と
池田佳隆衆院議員の二人だ。

二人とも文科省に照会した事を認めて
おり、池田佳隆衆院議員に関しては
文科省が市の教育委員会へ要請した
報告の質問項目の添削まで行ったと
言われている。

文科省は教育委員会への要請は「文科省
として判断した」と述べているが、
自民党議員が関わった事が事実なら
野党が黙っていないだろう。

 

まとめ

 


前川喜平前事務次官の過去の不祥事から
考えても中学校で講演会を行う人物
として適切であったとは言えない。

しかし、実際に講演会を聞いていた生徒
や保護者からは好評であった様だ。

今回の件は前川喜平前事務次官の講演会
に焦点が置かれるのではなく、発覚後の
文科省の対応に問題があったと言えるの
かも知れない。

安倍政権が非常に不安定にある中でも
文科省にはきちんとした対応をして
もらいたいと思う。

サカモトマユ

参考サイト
日テレNEWS24
産経ニュース
朝日新聞

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