2段モーションで菊池雄星が反則投球!ダメな理由と真鍋審判!他ピッチャーと比較すると!?

2017年8月17日、埼玉西武ライオンズの
菊池雄星投手は、2回に2度の
2段モーションによる反則投球で
真鍋球審に2度のボークを取られたが、
その後は無失点の力投を見せ、
判定による
心理的影響はないかに見えた。

しかし菊池雄星に比較してそのルールに
抵触しているようなフォームの投手は
いるがボークは取られていない。

にも拘らず肝心の真鍋球審始め審判団は
未だに菊池雄星のフォームが
ダメな理由を説明していない。

 

菊池雄星投手の2段モーションに真鍋球審が下した反則投球の判定の影響

 


菊池雄星投手は8月17日の楽天戦で
真鍋球審から2段モーションによる
反則投球の判定で2度のボークを
取られたが、この時は難なく抑え、
12勝目をマークした。

その時の内容はわずか被安打2で7奪三振
を奪い、直球は殆どが150km/h超という
パワーピッチングだった。

しかしながらこの時の
「いまさら何でこういう事を…」的な
戸惑いは菊池雄星のピッチングに暗い
影を落とし、
フォームが2段モーションの反則投球の
判定を受けない様修正した筈の
次の登板の8月25日にソフトバンク戦で
痛打を受けてしまった。

その内容は1番打者の第1球にまたも
足を2度上げた2段モーションの
反則投球でボールと判定され、
これが響いて四球を与えてしまう。

その反則投球の判定の動揺は続いたのか
柳田に先制のタイムリー、
デスパイネには2ランを浴びて
1回表に3失点し、4回にももう1失点で
KOとなった。

しかし上述の楽天戦での菊池雄星が
真鍋球審に2段モーションの反則投球の
判定を受けたピッチングを見ると、
静止の動作は何処にも見当たらない。

そして2段モーションの判定を下した
真鍋球審からは何の説明も無かった。

真鍋球審のこの対応が
菊池雄星や辻監督のみらず、
多くのファンの反発を招き、
この2段モーションの反則投球で
以前から問題になっている
審判団の看過出来ない誤審が
また生まれてしまった。

菊池雄星自身何で今の時期に
2段モーション修正に
取り掛からなければならないのかという
真鍋球審の判定に怒りを露わにした。

真鍋球審が菊池雄星に下した
2段モーションの判定の内容とは
どういった物なのか?

 

2段モーションがダメな理由とは?ヤクルト小川投手との比較と審判団の行動

 


現在のNPBの審判陣が2段モーションが
ボール或いはボークになるから
ダメな理由は、その根拠にしている
野球規則にあり、

≪投球の中断は反則≫
野球規則5・07(a)、
(1)ワインドアポジションの(1)で
「打者への投球に関連する動作を
起こしたならば、中途で止めたり、
変更したりしないで、その投球を
完了しなければならない」
引用:公認野球規則

とある。

2段モーションは
投球の中断にあたるため
反則投球とみなされる。

NPBでは2005年オフに
2段モーションの禁止を決め、
翌2006年から厳格化された。

なお、野球規則6・02(b)の
反則投球では、

塁に走者がいないときに
投手が反則投球をした場合には、
その投球にはボールが宣告される。
引用:公認野球規則

また、6・02(a)、(5)により

走者がいる場合は、
反則投球をした投手にはボークが
宣告される。
引用:公認野球規則

とあり、この上記の記述が真鍋球審他
NPB審判陣の判定の根拠である。

しかしながら菊池雄星投手と
比較してみて明らかに
2段モーションに映るピッチャーは
他にもいるが、
中でも東京ヤクルトスワローズの
小川泰弘投手はその好例である。

小川泰弘がこれまでに一度も注意を
受けていないという事は、傍目には
比較的多くの人に2段モーションに
映っていても、
よく見るとどこかが動いているので
審判側から見ればダメな理由には
ならないという事と考えられる。

現在2段モーションがダメな理由は、
オリンピックやWBCといった
国際試合のルールに対応する
必要があった為だ。

MLBの審判陣は打撃のタイミングを
外すためのモーションに対しては比較的
反則を取る傾向にあり、
2004年のアテネオリンピックに
出場する、比較的2段モーションの
傾向のあるNPBの投手たちが
フォーム修正に大わらわとなった。

2段モーションの是正に取り組んでいる
投手達の画像を見てみても、
審判の判定に引っかかるフォームと
そうでないフォームを比較してみて
区別がなかなかつかず、
ダメなフォームのダメな理由が
よく判らないファンも多かった。

菊池雄星投手に話を戻すが、
菊池雄星も、今年は岸孝之投手が
楽天に行き、西武投手陣の屋台骨を
支えなければならないという
去年と比較しても大変な状況にも
関わらず、投球フォームのダメな理由を
洗い出さなければいけないという
思いがけない落とし穴に
嵌ってしまった。

シーズンが始まる前ならともかく、
今頃になって審判側が
菊池雄星自身板についたフォームの
ダメな理由を挙げてボークやボールの
判定をしたばかりか、
その理由に何のコメントも無い事実は、
辻監督やファンも納得していない。

 

まとめ

 


現在、菊池雄星投手は
対ソフトバンク戦においてプロ入り以来
0勝12敗と苦しんでいる。

それどころか真鍋球審に
2段モーションの判定を
2試合連続で取られた事で反則投球に
ならないようにフォームの矯正に
追われる事となった。

菊池雄星のフォームは
他の投手と比較してもダメな理由が
見つからないにも拘らず審判側から
説明が無い事に、菊池雄星本人はおろか
多くのファンが真意を測りかねている。

参考URL
//snowfur100.xyz/archives/7272
//www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/08/24/kiji/20170824s00001173234000c.html
//stance123.com/archives/2442

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